「現状、これといった不満はないんだよな~。でも、何となく毎日スッキリしないんだよな~…」
って人がいます。(痛みを麻痺させるのが上手になってる「いい人」とかに多い状況)
そんな人は、自分の中の
- 「◯◯でなければならない」に関連した思い出
- よく思い出してしまう「嫌だった出来事」
を辿ってみると見つけやすかったりします。
今日はそんな「何を手放したら良いかさえ分からない」って人向けの記事です。
- それでも現状を手放すのが怖い
- 何を手放したらいいかさえ分からない ←イマココ
- 頑張らないことは甘えな気がする
◯◯でなければならない
あくまで「個人の感想」に過ぎない
- 仕事とは◯◯でなければならない。
- 人間関係というものは◯◯して付き合っていくものだ。
もしこういった「◯◯でなければならない(であるべき)」といった自分や誰かの信念やプライドなどが原因で、イライラしたり悲しくなったりした経験があるなら、まずはそこから探っていくと良いと思います。
なぜなら、
「◯◯でなければならない」
という言葉は、「自身の過去の経験」や「他人からのアドバイス」をもとにして生まれた主義&主張なので、どこまでいっても「個人の感想」の域を出ないんです。
だからこそ、
- 自分の持つ”個人の感想”を「相手に伝えるかどうかも自由」
- その”個人の感想”を「相手が採用するかどうかも自由」
つまり、自分も相手も、最初から「選択の自由」が保証されてるんですよね。
「スルーできない」時には何かある
両者に選択の自由が保証されてるからこそ、
「相手の主張が心に引っかかって落ち着かない」
という時には、何かバグが起きてるんです。
分かりやすく流れを書くとこんな感じ。↓
「相手の主張をスルーすることができない」
=主張を受け入れるかどうかは自由なはずなのに、なぜか引っかかってしまう
=本来あるはずの「主張・選択の自由」の権利が上手く機能してない
=自分の中のバグ(矛盾)が悪さしてる
=手放しどころ発見!
ここを深堀することでお宝がザクザク出てきます。
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本来であれば、
- 相手も自分もどんな主張・選択をしようが自由
- 自身が快適な空間で過ごすために、考え方(主張)の合う相手だけを選んでも問題ない。
- 合わない相手と遭遇した際は、ダメージ(摩擦)を受ける前に相手の領域から離れれば良い(「相手を自分に都合よく変えよう」とする行動はNG。自分が相手に出来るのは「提案」まで。※前回ブログ参照)
これを守ってるだけで、全員が快適に過ごせるはずなんですよね。
だからこそ、
「相手の領域に殴り込みに行ってまで、自分の主張が正当なものだと相手に叫びたい(知らしめたい)!」
というメリットの欠片もないような行為をわざわざしてしまってる時は、
「あの主張の存在を許してしまえば、自分の主張の価値が下がるかもしれない!ヤバイ!!」
と不安になってて、その不安をかき消したくてどうしようもなくなってる時でもあるんです。
つまりめっちゃビビってるんです。(本人はなかなか気づけないけど)
ガチガチの鉄壁を構えておかなきゃいけない時は、その先に「誰にも晒したくない隠しておきたいもの(バグ)」があるんですよね。
これが一個目の探し方。
よく思い出してしまう「嫌な記憶」
↑の話と被ってるところが多いので、大事そうな部分だけ。
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基本的に人間は「忘れる生き物」です。
だって2週間前の夕食の献立を覚えてる人なんてほぼいません。
なぜなら、自分にとって重要な出来事じゃないから。
だからこそ
「思い出してしまう出来事」=「自分にとって重要な出来事(情報)」
なんです。
分かりやすい所だと、
同じ光景に遭遇した人達同士であっても、
当時のことを何度も思い出してしまう人もいれば、
そんな事があったことさえ忘れてる人達もいる。
って状態。(「イジメた方は忘れてるけど、イジメられた方は覚えてる」とかもまさにこれ)
- なぜ自分だけが覚えてるのか?
- なぜ終わった今でもわざわざ思い返してまで苦しむ必要があるのか?
そこをきちんと掘り返すと、毎日をモヤッとさせてる「自分だけが持つ感受センサー」、つまり、「手放しどころ」に出会えたりします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
たぶん、過去の後悔やら黒歴史やら、色々よぎって胸が苦しくなった人もいたかと思います。
でも、今日になっても思い出せるという事は、それだけ自分にとって大事な要素が詰まった出来事だったことも間違いないんですよね。(じゃないと覚えてる意味がないので)
どんなバグが眠ってるのか、バグが取れたらどれだけ人生楽になるか、気になりませんか?(笑)
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次回は
- それでも現状を手放すのが怖い
- 何を手放したらいいかさえ分からない ←イマココ
- 頑張らないことは甘えな気がする
の最後、「3.頑張らないことは甘えな気がする」って思っちゃう人向けの記事です。
ではまたー!