日課
ぼくの数少ない日課の中に「書き物」というものがある。
もちろん「書き物」と言っても、別にそんな大層なことを書いてるわけじゃないです。
脳みその中に浮かんでくる雑念たちを片っ端からノート吐き出してるだけ。僕がただ「書き物」と呼んでるだけ。
正直、「今ノートに書いた文章たちがそのままいい感じのブログになってくれればどんなに楽だろうか…」と思うくらいには毎日モリモリ書いてる。
やってる理由は、スッキリするから。
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この日課をやり始めた頃に、ふと
「浮かんだことをそのままアウトプットする(実行に移す)」って案外ハードルが高かったんだな…。思いついたことも、なんとなく尻込みしてどんどん後回しにしてしまってたんだな」
という自分に気づいたんです。
だから一旦、
- 気持ちを文字にするという小さいアウトプットの疑似体験をさせる
- 情報を頭の外に出すことで整理&扱いやすくさせる。
- 行けそうなものから実際の行動へと移してみる。
こんな流れを追うことで、僕は日々の行動を決めれるようになってきました。
日記や雑記未満の脳内独り言を綴った走り書きたちでしかないが、この日課のおかげでこれまで何度も助けられてきました。オススメです
懐かしい匂いがした~
昨日の夕方、和室の窓際でそんな書き物作業をしてると、窓の外から匂いがしてきた。
湿気を帯びた少し冷たい風に乗って、隣のお宅から夕飯?のお味噌汁を作ってる匂いが入り込んできたんですよね。
子供の頃によく嗅いだ田舎特有の夕方の匂い。数十年ぶりに嗅いだ気がする。
山や土などの自然の匂いをまとった風と一緒に流れてくる「ご飯を準備する匂い」を嗅いだ瞬間、「この匂いたちって、どうにかして残せないかな…?」と思ったのです。
写真を残すようにこの瞬間の匂いも保存して、いつでも好きな時に嗅げたりしないかなぁ…って心地よくノートを書いていたら、もうひとつ古い記憶を思い出した。
小さい頃、買って貰った雑誌の付録でついてきた「紙の中央の黒いマークを指で擦ると、摩擦熱に反応してソース焼きそばの匂いがしてくる不思議なカード」を狂ったように嗅いでたんですよね。まだヤキソバン(マイケル富岡)とデーブスペクターが戦っていた時代です。
あの焼きそばソースの技術を、この匂い保存ツールとして活用できないかなー。
木や草の匂い、
土埃の匂い、
畳の匂い、
お味噌汁の匂い、
それぞれの匂いシート?たちを一列に並べ、その時の気分でDJのように指で擦りながら香りを組み合わせていく。
…DJカオリ(DJケェオリィ)
この名前は流石によくない自覚はある。名前はまたあとで。
- お風呂を炊く時の薪の匂い
- 縁側で嗅ぐ夏の蚊取り線香の匂い
- 製材所の木くずの匂い
- お正月、打った蕎麦をゆがく時のかまどの匂い、
思い出せば、もっともっとあるはずだ。
まとめ
「懐かしい匂いを好きな時に嗅げるようにするには?」なんてペンを動かし始めるまでは思いもよらなかった。
こんなくだらない内容も、ノートにいっぱいに書き散らかしてみたおかげで、なんとか「うん、もうブログにしてやろうか?」ってところまで漕ぎ着けることが出来た。
ありがとう日課。
あの「擦るとソースの匂いのするカードの付録」の存在を知ってる方、
または、その「匂いを閉じ込める技術」について何かご存知の方、
ぜひご連絡お待ちしております。