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本日は
「お酒」と「喉(声)」
のお話&ケアの仕方のご紹介です(・(ェ)・)b
飲み会 → カラオケ…
「飲み会で盛り上がった流れでそのままカラオケに!」
もはや、会社やサークルの打ち上げでは「定番」のこのルーティン。
- 飲み会でお酒をのんで楽しくなっちゃう♪
- 同じような誰かが「カラオケ行こうっ!」とか言い出す。
- 断るのも悪いのでホイホイついて行っちゃう。(ここが全ての原因
- お酒を飲んだあとじゃ「声が枯れて歌えない・・」
- 出ないのを力任せに大声で歌っちゃう!!唸れっっ!俺のハイトーンボイスゥっ!!!
- 2時間前の自分を殴ってやりたい、そんな帰り道。
- 翌日以降、どうも喉の調子がおかしい・・(ここでポリープや結節になる人も
- でも、やっぱりお酒は飲みたいしカラオケも断れない!(´;ω;`)
こんな経験をお持ちの方、多いのではないでしょうか?
はい、僕です。
お酒と「声枯れ」の原理
対処法の前にまず、「お酒を飲んだ際のカラダの反応」について簡単にご説明しますね(・∀・)
声帯は「気道」という肺に繋がった空気の通り道の途中についています。
↓
お酒を飲む際は、「食道」というトンネルを伝って胃へと流れていきます
(通常、この気道&食道は「弁」で仕切られてます
↓
お酒や食べ物が間違って気道に入ってしまうと「げっほげええっっほ!」と咳き込みます。
↓
間違わなくても、食道に付着したアルコールは気道&声帯の方にもじわじわと侵食していきます。
↓
浸透してきたアルコールにより「声帯周りの血流アップ」に伴う「充血&むくみ」が発生!
↓
乾燥&充血によって器官の運動機能低下&声帯の閉鎖過多による炎症促進
↓
声が枯れはじめる
って事が起きているのです!わかったかな?(゚∀゚)アルコールコワイヨー
対処法
さて、今回の対処法で何よりも大切になってくるのが
- 「いかにアルコールを体に浸透させないか」
- 「いかに声帯周りの粘膜を乾燥させないか」
の2点。
この対処をするかしないかで、翌日の「喉のコンディション」に雲泥の差が出てきます。
用意するもの
- 「お水」
以上です!(゚∀゚)
ビールのチェイサー(休憩用の飲み物)にハイボール頼んじゃうような人はいませんかね。(はい
そんなことしちゃ駄目ですよー。この場合のチェイサーは必ず「水」です(常温なら尚OK!
用法
- お酒をひとくち飲む
- 同じようにお水をひとくち飲む
- これを交互に繰り返していく
以上!!
ね?簡単でしょ?(゚∀゚)
炎症軽減のしくみ
- 食道についたアルコールが喉へ浸透する前に「胃へと洗い落とせる」
- 胃の中のアルコールと水が混ざることで「息に混ざるアルコール濃度が薄まる」
この効果によって、アルコールによる声帯への影響は格段に緩和されます。
- お酒をひとくち飲む度に影響を与える「口から入ってくるアルコール」
- 息を吐く度に「声帯に当たりながら出ていく胃の中のアルコール」
この「2つのアルコール」にキチンと対処することで、翌朝は新宿2丁目のママを召喚せずに済みます。
ぜびぜび♪゛おだめ゛じぐだざい
お酒で声が枯れない人
世の中には、お酒を飲むことで「声が出やすくなる」という方も居らっしゃいます。
しかしそのほとんどは、
アルコールによって血流が良くなり、一時的に喉の運動機能が向上した
という理由が原因であって、時間の経過とともにほとんどの方が「次第に声が枯れだす・喉がつまりだす」という症状に陥ります。
しかしその中でも、極小数の割合で「いくら飲んでも枯れないよ!」という強靭な方がいらっしゃいます。
これには「アルコールを分解するための酵素」が関係しているのです。
アルコール分解酵素
文字通り「アルコールを分解するため酵素」です。
正しくは、アセドアルデヒド脱水素酵素と言うらしいですね。
この数が多いほど、アルコールが他の臓器に浸透する前に分解してしまえるのですが、この「酵素の量」は生まれつき決まっているそうで、加齢により減少することはあっても「お酒を飲み続けたから増える」ことは無いそうです。(多い人ほんと羨ましい
ちなみに「何年も飲み続けている飲めるようになってきた」というのは
- ,脳がアルコールでダメージを受け、その影響で分泌された別物質によってアルコールの存在を脳に認識させないようにしている
- 酵素一個あたりのサイズが肥大化して若干処理能力が上がった(しかし微々たる差)
せいであって、間違いなく体には反応は起こっているそうです。
自分にあった量・ペースを守りながら、お水と一緒に楽しいお酒の席をお過ごしくださいませ♪