前回のブログでは、投稿した「歌ってみた」動画についてご紹介させて頂きました。
そして今回は、その音源を収録した際の「フレーズごとで使った発声」についてご紹介していこうとおもいます!
(お前程度の発声なんぞ参考にもならんわ!!!って方はスルーでお願いしますみません)
~今回の手順~
1,まず、この動画を別ウィンドウ(タブ)で開きます
2,下の解説と見合わせながら再生時間ごとに再生して聴き比べてやってください。
3,そのままそっと動画にコメントかマイリスをしてやってくds
それではレッツゴー!
~動画内の発声解説~
細かく分けていくと沢山あるのですが、
今回は聞いていて分かりやすい6箇所をピックアップして解説していきますネ!(俺自身覚えてないところも多々あるので…w
①
0:04~からのスクラッチ&エコー(ディレイ)は口でしています。(いきなりザックリ
(原理だけを説明するなら、ハイラリで「うぇwwうぇwww」っと言いながら、その間で単語を切り分けながらテンポよく喋る。という作業を高速で繰り返しています )
どちらかと言うとこの発声、HumanBeatBoxの技術に分類されるので
レッスン中に教えている「 ”良い” としている事」とは真逆っちゃ真逆の(むしろ悪い)発声です。
ですが、「良い発声」よりも「良いパフォーマンス」のほうがよっぽど大事なので、そこらへんは気にせずガシガシと使っておりますー( ゚д゚)ココ大事!
②
1:06~からの「うそつぎばっかMENどくせー」は本家様とは異なるメロディアレンジを行っています。
その中でも特に気をつけたのは、「うそつき」の「そ(HiA or A4)」。
「チェストボイスの持ち上げすぎによるプル(張り上げ)やフリップ(裏返り)」を防ぐべく、母音&喉頭の位置を調整しながら チェストを出しているの感覚のまま 自動的にヘッドボイスに流れるようにミックスさせています。(何も考えなかったら余裕でミックス出来ずに裏返る音域なのです。
③
1:13~の「私は籠の鳥なんです」では、少しチェスト持ち上げ気味にして母音を小さく保つことで、自己中メンヘラビッチ特有の「窮屈そう」な感じを表現しております。(゚∀゚)
~ ひとまず(*´ω`*)休憩 ~
~ 再開(`・ω・´)シャキーン ~
④
2:33~からの「した技でイって」の「イ(HiB♭ or B4♭)」も、上記の「そ」とおなじ感覚でミックスに流しています。
・・・が、「い」という言葉をこの音域で歌う時、そのままの口のサイズだと極端に口腔内(口の中)が狭くなってしまい、かなりチェストを持ち上げやすくなってしまいます。
この場合、「お」とか「あ」とかを喋る時くらいのサイズで口を開けて「い」と歌うことでヘッドに移りやすくしてあげる必要がありました。(ココらへんの仕組みについてもまたいつかお話できれば~
⑤
動画のアチコチで「ガナリ」を入れて歌っている箇所がありますが、そこはぜひ、聞きながら探してみてくださいね♪
(「ガナリ」を使う時も、少し喉を落としながら出してあげると通常よりも喉を痛めにくいです)
⑥
2:39~の「Wow~」は、既にヘッドボイスに流れやすい「w」という子音が使われているので、多少ハイラリだろうが気にせず子音に任せてパワフルに出しています。
(ただ、口の形を「をぉ~(・0・)」じゃなくて「わぁぇ~(・◯・)」など広げすぎないよう気をつけないとすぐ喉が逝きます。
etc…
最後に
どうでしたでしょうか?(`・ω・´)
普通に動画で聞いているだけじゃ気付かなかった点も、こうやって文章と照らしあわせて聞いたとき「いつもと違った視点で新鮮!」と感じてもらえたら幸いです。
あとちなみに、普通にお上手な方だったら何も考えずに上記のことは出来てしまう内容かとおもいますw
正直、ぼくは歌の上手な部類では無いので、今回のようにチェスト持ち上げ気味でガツガツ歌う曲では「苦手な音」に対してとっっっっっても気を使ってしまいます。
それでも、いろんな音域をこれだけしっかり歌えるようになれるとは思ってもいなかったので、改めて「ボイトレしててよかったなぁ~・・w」と再確認できた投稿でした。
また機会があれば、今回のような解説ブログもやっていきますねー!
最後までお付き合いありがとうございましたm(_ _)m