独学で頑張るあなたへ
ボイトレ教材を使おうとも、カラオケで歌い込もうとも
その効果を出すためにはしっかりとした自己練習を続けなければ意味がありません。
しかし、
「効果も感じれないし、何が正解か分からず練習もうまく続かない….。」なんてサイクルに捕まっている人が多いのも事実。
今回は、そんな方向けの独学ボイトレの効果を高める「あるポイント」を前編・中編・後編に分けてご紹介していこうと思います。
(一つの記事にまとめたら3000字overしてしまったので3分割ですw)
ぜひ、自宅での練習に役立てていただければ嬉しいです♪ m(_ _)m
練習中の◯◯◯を見逃さない
ボイトレ本やCDで練習してみたり、カラオケで歌いこんだりする際、こんな状況に陥ったことはないでしょうか?
- 同じメロディーでも歌詞が変わるだけで歌い難くなる曲がある。
- 高い音域や低い音域に差し掛かると、喉がつまったり、裏返ったり、掠れたりすることがある。
- ビブラートをかけようとしても、上手く揺れずただの真っ直ぐな声(ロングトーン)になってしまう事がある。
- スケール練習中、ある音域を境に重く詰まったような声になる。
- レッスンを受けている時には問題なく出来ていたメニューが何故か自己練習になる
と上手くいかない 。(レッスン生に多)
などなど。
ふとした瞬間にやってくるこのような「違和感(苦しさ)」たち。
実は、この「違和感」たちにこそトレーニングの効果を100%引き出す為のヒントが隠されているのです。
力んだ時こそチェックどき!
上記のような「違和感」を感じる時、
喉の中では「必要な筋肉が稼働不足なために、その足りない筋力を不要な筋肉で無理やりカバーしようとしている」というサイクルが起きています。(いわゆる「力みのある発声」というやつです)
そしてこれは、
「必要な筋肉を発達させる為の練習自体が成立しない」
という状態でもあるのです…。
参照記事 【図解付き】ミックスボイス練習の誤解を解こう!【神経開発編】
そこで!
普段の練習をより効果アップさせていくためにも、今まで「力んでしまっていたフレーズ」を
一旦、
「力まず楽に出せる(渡れる)状態に変える」いうことが、練習内容を格段にレベルアップしていくための重要なポイントとなってきます。
次回は…
中編の記事では、普段の練習メニューを自分の喉にあわせてカスタマイズ(最適化)していく方法に突入していこうと思います。
まずは前半戦、お付き合いありがとうございました!m(_ _)m ではまた次回~!