はじめましての方ははじめまして、
お久しぶりの方はこんにちわ。
どうも「にっとメガネ」と申します。
なんともふざけた名前をしておりますが、一応
ボイストレーナー
をしております。
元々は、アニソンとニコニコ動画の「歌ってみた」が好きなだけのカラオケにすらまともに行ったことのなかった野郎でした。(そこは今もあまり成長してない
今回は「なんでそんな歌い手()程度がボイストレーナーやってるの?」って思われた方達のために少しばかりお話をさせて頂けたらと思っています。
なかなか長文ですが、よければお付き合い下さいませm(_ _)m
「歌ってみた」の「うp主」をスタートする。
その昔、ただのオタクでしかなかった自分が、勇気を出して「歌ってみた」に投稿し始めたの頃のお話です。
毎朝の日課にもなっていた「投稿動画のコメントチェック」にいった時のこと。
「今日こそはコメントついてるかなぁ~♪」っと動画を開いた直後、
- 「下手クソすぎww」
- 「音程が迷子」
- 「雑すぎて微妙、出直して来い」etc…
など、たくさんの心温まる真っ赤なコメント達を目にしました。
その節は大変お世話になりました。(全て同一の方のコメントでした)
翌朝、大学の授業が始まる前に書店にてボイトレ本を購入。
そこで初めて「ミックスボイス(ミドルボイス)」や「ヘッドボイス」という単語に出会いました。(負けず嫌いバンザイ!
ボイトレ本でのスタート
ボイトレ本を購入してから8ヶ月弱….
日々のたゆまぬ努力の成果か、見事に
効果が現れない。
これはおかしい。
どう考えてもおかしい。
最高音のひとつでも伸びても良いのではないのだろうか。。
「ミックスボイス」もそろそろ出来ても良いんじゃないだろうか・・
日々、疑問と不安ばかりが増えていきました(暗黒期
そしてついに「もうここまで来たら動かなきゃ始まらんっ!!」とボイストレーニングへ通うこと決断をしたのです。
Skypeボイトレ、そして失敗
近場の色々なボイトレ教室を回りながらも、それでもやはり全く効果が感じられないうんざりな日々。
そんな時に出会ったのが
「Skype(スカイプ)から受けれるボイストレーニングで『ミックスボイス』も可能に!」
といった宣伝文句のミックスボイスを売りにしている某有名ボイトレ教室でした。
HPを見ながら「レッスン内容もとっても理論的だし、先生も同性だから声の感覚も近いはず!きっと成長させてくれるはずだろう!!」
そう思い、その男性のインストラクターさんのところへSkypeレッスンで通い始めました。
当初と比べるとたくさんの知識が増えました!
「原理も練習もとっても分かりやすくて納得のいくものだから大丈夫!!」
そう先生を信じて必死に練習し続けました。
しかし、いくらお金と時間をつぎ込んでも、ミックスボイスどころか歌唱力も音域もまったく成長はありませんでした。
その後も、同じようなメソッド(ボイトレ方法)の先生達を転々としましたが、これもほとんど変化ありませんでした。
もう絶望すぎて何度か死のうかとも思いました。(極論ネガティブ
しかし、どうしても諦めきれず
最後の最後に、ある「女性の先生」のもとへ行きました。
すると、たった2回のレッスンで全てをひっくり返されてしまったのです。
転機
今までの先生たちと同じ教え方をベースにしながらも、今までとは170度くらい違う景色を見せつけてくれた先生。
いまでも本当に感謝しています。
- 「ミックスボイスってコレだったんだ」
- 「何処行ってもさせられてたあの練習のせいで逆効果が生まれてたのか」
- 「ボイトレって、性別はそんなに大きな壁じゃないんだ」
- 「Skypeレッスンは落とし穴はココか・・」
色んな事が衝撃的すぎて、今までのモヤモヤもすべて吹っ飛びました。
そこからはボイストレーニングだけの情報に限らず、
発声専門の医療スタッフさんらにお話を伺いに行ったり、
「喉のことをもっと深く知りたい!」と医学書を漁りに本屋や図書館に入り浸ったり、と
以前にも増して「声フェチ」化が進んでいました。
そしてある日。
ふと、「あんなにボイトレで苦しんだのって、俺だけだったんだろうか?」という思いが出てきました。
人生一度きり
- 「有名なボイトレに通っていくら練習しても全然変われない、先が見えない」
- 「先生に質問してもきちんとした答えや説明が返ってこない」
- 「いつまで経っても理想のミックスボイス(高い声の出し方)に近づけない」
- 「センスのないやつはボイトレやっても無駄なんだろうか・・」
そんな悩み達に永遠と苦しんだ頃を思い返していたら、勇気をもって動き出してみよう思いました。
もしもあなたが、
どんなに練習しても成長できなくて、
悔しくて悔しくてもう本当に駄目になってしまいそうな時、
よければ僕に声をかけて下さると嬉しいです。
「自分にはまだ、こんなにも可能性があったんだ!」
そう感じてもらえるよう、全力で力にならせて頂きます。
何よりも、信頼してもらえるトレーナーであろうと思います。
あの頃の自分のように、声や歌で苦しむ方の「駆け込み寺」として生きていけたら良いなと思っています。
この言葉達に少したりとも嘘が入らないよう、必死で精進していこうと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
2014年某日 にっとメガネ